二葉むさしが丘学園だより

東京都小平市にある児童養護施設二葉むさしが丘学園から発信しています。

二葉むさしが丘学園 新春 書の会

今回は賞を取った子どもと職員からの感想を載せたいと思います。



職員Kさん
「新年明けましておめでとうございます!」

挨拶と共に、2015年の仕事がスタートしました。毎年の恒例行事である書の会。子ども達が一生懸命書いている横で、自然と私もワクワクし、なんと書こうかなぁ、一年の抱負がいいかなぁ、と遊び心いっぱいで筆を取りました。
書道は学生時代に習っており、唯一、心が穏やかになれる時間。私にとってはとても大切な時間です。久々に筆を取っても、それは今でも変わらないんだなぁと改めて実感し、また始めてみようかなとさえ思ってしまうほどでした。
そんな私の1年の抱負は迷うことなく、〝笑い飛ばす〟にしました。書き終え、それだけで満足して気持ちが満たされました。書って不思議です。
昨年笑い忘れた分、今年1年は、夢を持ち、楽しく働き、笑い絶えない1年になればと思います。これからが楽しみだなぁ!!

子どもOさん
お正月に書の会があり、私は最優秀賞を取りました。なぜ選ばれたのかと聞くと、字のきれいさとかではなく、その文の意味が良いと言われました。私は小さいころ、少し習字をしていて、最近「字、うまいね。」とよく言われますが、私として納得していないところがあります。理由は、人見知りがまだ少し残っている気がして納得できないからです。みんなにたくさん言われるとなんか自分自身でも自分の字に納得がいかないような気がして、少し不安でした。(ナルシストではないよ!)でも新年の最初の文だったので、これを活かして頑張りたいと思います。